2026/07/24 06:52


夏の土用に整えたい「腸」と「心」

食べることを見直して、軽やかな身体へ

こんにちは。
温活サロンnicoの絵美子です。

毎日、暑い日が続いていますね。

最近、

・朝から身体が重い
・食欲がないのに甘いものは欲しくなる
・お腹が張る
・便通がスッキリしない
・寝ても疲れが取れない
・気持ちまで重たく感じる

そんな変化はありませんか?

暑さによる疲れだと思っていても、実は胃腸が疲れていることもあります。

夏は、冷たい飲み物、アイス、そうめん、冷たい麺類など、身体を冷やしやすいものが増える季節です。

さらに、暑さで食欲が落ちる一方で、

「元気を出さなきゃ」

と無理に食べたり、喉越しのよいものばかり選んだりすると、知らないうちに胃腸へ負担がかかることがあります。

夏の土用とは?

土用というと、
「土用の丑の日にうなぎを食べる日」

というイメージが強いかもしれません。

ですが、土用は夏だけではなく、季節の変わり目ごとにあります。

陰陽五行では、季節と季節の間にある土用は、「土」の気が高まる時期と考えられています。

そして「土」は、東洋医学の考え方では、胃や腸などの消化吸収と関係が深いとされています。

つまり夏の土用は、

暑い夏から次の季節へ向かうために、身体を整える準備期間。

勢いよく動くことよりも、一度立ち止まり、身体の内側を整えることが大切な時期です。

胃腸が疲れると、心まで重く感じることも

胃腸は、食べたものを消化して、身体を動かすためのエネルギーへ変える大切な働きをしています。

食べ過ぎや冷たいものの摂り過ぎが続くと、

・身体がだるい
・眠気が強い
・むくみやすい
・頭がぼんやりする
・やる気が起きない

といった変化を感じることもあります。

東洋医学では、身体と心は別々ではなく、つながっていると考えます。

お腹が重いと、気持ちまで重くなる。

反対に、心配事やストレスが続くと、食欲が乱れたり、お腹の調子が変わったりする。

そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。

だからこそ、腸活は単に便通を整えるためだけではありません。

自分の身体と心を見直す時間でもあるのです。

腸活は、特別なことをしなくても大丈夫

腸活と聞くと、

「発酵食品をたくさん食べなければいけない」
「高価なサプリメントが必要」
「毎日きちんと続けなければ意味がない」

と思う方もいるかもしれません。

でも、まずは毎日の小さな習慣からで大丈夫です。

1.よく噛んで食べる

忙しいと、つい早食いになってしまいます。

よく噛むことで、食べ物が細かくなり、胃腸の負担を減らしやすくなります。

最初のひと口だけでも、いつもよりゆっくり味わってみてください。

2.冷たいものを続けて摂らない

暑い日は冷たい飲み物が欲しくなります。

冷たいものを完全にやめる必要はありませんが、朝や夜は温かい飲み物にする、冷たい飲み物の後に常温のお水を飲むなど、身体を冷やし過ぎない工夫もおすすめです。

3.温かい汁物を加える

味噌汁やスープは、身体を温めながら水分や栄養を摂ることができます。

食欲がない日は、具だくさんにし過ぎず、胃腸にやさしいものを選びましょう。

4.夜遅い食事を見直す

寝る直前まで食べていると、眠っている間も胃腸が働き続けることになります。

夕食を少し早める、夜食を控えるなど、胃腸が休める時間を作ることも大切です。

5.食べ過ぎた翌日は軽く整える

昨日食べ過ぎたからといって、極端に食事を抜く必要はありません。

おかゆ、スープ、温野菜など、消化しやすい食事を選び、胃腸をいたわってあげましょう。

ファスティングは「我慢」ではなく「休ませる時間」

ファスティングと聞くと、

「何日も食べない」
「空腹に耐える」
「一気に痩せるために行う」

という印象があるかもしれません。

ですが、本来の目的は、ただ食事を抜くことではありません。

普段休まず働いている胃腸に、休息の時間を作ることです。

例えば、

・夜遅い食事をやめる
・夕食から翌朝までの時間を少し長くする
・食べ過ぎた翌日は消化のよい食事にする
・間食を見直す

こうしたことも、身体を整えるためのやさしい方法です。

「食べないこと」だけに意識を向けるのではなく、

今の自分は、なぜ食べたくなるのか。
本当にお腹が空いているのか。
疲れや寂しさを、食べることで満たそうとしていないか。

そんなふうに、自分の身体と心に目を向ける時間にしてみてください。

ファスティングをおすすめできない場合

ファスティングは、すべての方に向いているわけではありません。

持病のある方、治療中・服薬中の方、妊娠中・授乳中の方、成長期の方、体調が不安定な方、摂食障害の経験がある方は、自己判断では行わず、必ず医師や専門家へ相談してください。

また、体調が悪いときや強い疲労があるときに、無理に食事を抜くこともおすすめできません。

大切なのは、頑張ることではなく、自分の身体に合った方法を選ぶことです。

土用の時期におすすめのアロマ

夏の土用におすすめしたい香りは、

オレンジ

甘くやさしい香りで、緊張した心をほっとゆるめたいときにおすすめです。

考え過ぎてしまうときや、気持ちが沈みがちなときにも、明るく親しみやすい香りが寄り添ってくれます。

ジンジャー

温かみと力強さを感じる香りです。

冷房で身体が冷えたときや、元気を出したいとき、気持ちを前へ進めたいときにもおすすめです。

オレンジとジンジャーを一緒に香ると、オレンジのやさしい甘さの中に、ジンジャーの温かさが加わります。

暑い季節でも身体を冷やし過ぎず、心と身体を整えたいときに取り入れやすい組み合わせです。

精油は、直接肌につけたり飲用したりせず、芳香浴など安全な方法でお楽しみください。

土用は、自分を立て直す時間

私たちは毎日、

仕事、家事、家族のこと、人間関係。

たくさんのことを抱えながら頑張っています。

特に頑張り屋さんほど、身体の不調があっても、

「まだ大丈夫」
「これくらいなら我慢できる」
「休んでいる場合じゃない」

と、自分のことを後回しにしてしまいます。

でも、身体の小さな変化は、

「少し休んで」
「今の生活を見直して」
「自分を大切にして」

というサインかもしれません。

夏の土用は、何かを増やすより、余分なものを減らす時期。

食べ過ぎを減らす。
予定を詰め込み過ぎない。
頑張り過ぎをやめる。
自分を責めることを手放す。

身体も心も、少し軽くしてあげましょう。

アロマを暮らしの中に

今回ご紹介したオレンジとジンジャーの精油は、BASEショップでもお取り扱いしています。

香りは、治療の代わりになるものではありません。

ですが、深呼吸するきっかけになったり、自分の状態に気づく時間を作ってくれたりします。

忙しい毎日の中で、

「今、私はどんな気持ちかな」
「身体は疲れていないかな」

と自分へ問いかける時間に、香りを取り入れてみませんか?

この夏の土用が、心と身体をやさしく整える時間になりますように。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

温活サロンnico
絵美子